KISS FC セットアップ (前半) FCとPCの接続&FCとESCのアクティベート

FCとPCの接続

KISSFCのセットアップについて、ちょっと苦労したのですが何とか解決出来たので記事にしてみたいと思います。

基本的には以前に書いたMr.Steeleエイリアンセットの組み立てで、スキップした部分の補足としての記事なので設定値もMr.Steeleを真似したいと思います!
もしご興味がありましたら組み立ての記事 (前半後半)も合わせてご覧ください。

毎度ご紹介しているMr.Steeleご自身が解説されている組み立て動画が下の動画です。

この動画では2時間9分頃から、受信機の取り付けとFPVカメラの設定が終わった辺りでKISS FCのアクティベートと設定、プロポ の設定までパパっと終えていますね。

この動画では画面が映らず、流れがわからないのでKISS FCとプロポ の設定に関しては追加で動画を参考にしようと思います。

  • KISS FCアクティベートに関して
    Rotor RiotのKiss FC Setup Tutorial

  • KISS FC設定に関して
    KISS V2 What is it? Mr Steele's FPVPIDs/Rates | ETHIX

  • プロポ 設定に関して
    Throttle IDLE UP Step by Step! Setup| AIRMODE 👎| Ethix

さて、では早速はじめて行きたいと思います。
Rotor RiotのKiss FC Setup Tutorialで言うところの24秒〜

流れとしてはKISS FCのGUI(アプリ)とドライバーをダウンロードし、KISS FCとご自身のPCを接続し設定して行きます。

僕の場合はじめが一番大変で、GUIとドライバーをインストールしPCと接続してもGUIがFCを認識しないと。
すんなり繋がる方がほとんどだと思いますが、僕はこの解決に半日以上かかりました。

まず環境としてMac Book Pro(Retina,13-inch Late2012)をOS10.13.6のHigh Sierra で使用しています。

色々探し回ったURLを載せていくのでご自身の環境に合わせて必要な物をダウンロードしてください。

Google Chromeブラウザをお使いでない方はとりあえずダウンロードしておくのがオススメです。

Google Chromeから動作するアプリがあり、BetaflightのGUIなんかもあるので便利です。

Google Chromeのウェブストアでkissfcと検索するか、それで出てこない場合は下記のURLからKissFCと言うアプリをダンウロードします。
https://chrome.google.com/webstore/detail/kissfc/dpnfknficgldmilnkddfhmbafkcipkkh

次に、下記のURLから必要な場合ドライバーをダウンロードします。
https://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers

必要な物が全て揃ったらGoogle Chromeのアプリ画面からKiss FCのGUIを起動し、KISSFCの基板とPCを接続すれば設定スタート!
と、なるはずだったのですが、僕の場合どうしてもこれが上手く行きませんでした。

マイクロUSBケーブルを別のものにかえてみたり、違うUSBポートを使ってみたり、あれこれ調べた結果。
どこかのフォーラムで同じくMac Book Proを使用している方に対してスタンドアロン版を使ったらどうか?と言うアドバイスがなされていたので、もうchromeアプリじゃなくていいやと思い早速そのフォーラムに貼ってあった下記のURLからスタンドアロン版をダウンロード。
https://github.com/flyduino/kiss-gui/releases/tag/2.0.6

これで無事に接続出来たと言う流れです。

kiss FC

上記がKISS GUIのホーム画面です。

USBを認識すると上記のボックス内の表示が変わる、もしくはこのUSBが選択可能になり、右側のConnectボタンが押せる様になります。

ちなみに、先ほどのURLはバージョンの低いGUIだった様でFCのファームを上げた際に、GUIもアップデートしろとGUI上で言われそのリンクから最新版をダウンロードしてv2.0.13になりました。
https://github.com/flyduino/kiss-gui/releases

繋がらなくて散々調べていた時は目に入らなかったのですが、実はFlyduinoのページから普通に辿りつける上記のURLからそれぞれのOSのスタンドアロン版で最新版のものをダウンロード可能です。

もしGoogle Chromeのアプリでどうにも上手く行かない方はお試しください。

FCとESCのアクティベート

ちょっと苦労した部分は先程終わったので、後は粛々とセットアップして行くのみです。

KISS FCアクティベートに関して下記の動画で分かりやすく説明されています。
僕もこれに習って進めて行こうと思います。

Rotor RiotのKiss FC Setup Tutorial

動画 2分17秒頃〜

アクティベートする際、事前にファームウェアをPCにダウンロードしておいてKISS FCに書き込む方法とGUIの画面からダウンロードしてそのまま書き込む方法があります。

インターネット環境があればどちらでも問題ないと思いますが、ここではGUIから行う方法で書いてみます。

まずKISS GUIをPC上で開いておき、micro USBケーブルでKISS FCとPCを接続します。
この時、Mr.Steeleエイリアンセットの場合PDB、OSDボードの方にもmicro USBのコネクタがあるのですが、繋ぐのはKISS FCの方ですので注意しましょう。

GUIにKISS FCが認識されたらConnectで繋ぎます。

画面右上の右から2番目の「FC Flasher」を選択します。

次に左上のKISS FC Flasherの選択で緑色のボタンの右側を選ぶと「REMOTE」なので、ネットに繋がってFWを選択できる感じになります。

左側の「LOCAL」を選択するとPC内のファイルを選択する形になります。

次にFlight controllerの選択ボックスでMr.Steeleエイリアンセットの場合KISSFCV2F7-Kiss FC v2 F7を選択します。

その次がようやくファームウェアのバージョンを選択するFirmware versionsって、わざわざカタカナにしただけなのですが、これで好きなバージョンを選びます。

基本的にはバグへの対応がされた新しいものを選ぶのが良いと思いますが(stable)と書いてあるのが安定版、(beta)と書いてあるのがベータ版です。
僕は安定していて欲しいと思うので、この時の最新で安定版のある1.3RC36c(stable)を選択しました。

その下のリリースノートに説明が書いてあり、さらに下のボタンDOWNLOAD FIRMWAREを押すとファームウェアのダウンロードが始まり、ダウンロードが完了するとさらに下にFLASH FIRMWAREボタンが現れるので、それを押すとKISS FCにファームウェアが書き込まれます。

これ、わざわざ説明しなくても流れで出来てしまう感じですね。
こんな感じでやりましたよ的な雰囲気だけでも記事で味わって頂けたらと思います。

少し待って「SUCCESS!」と表示されたらDisconnectボタンを押して一度micro USBを抜き、また繋いでFCを再起動しましょう。

GUIでConnectボタンを押してはじめの画面の左下に書き込みが完了されたファームウェアとシリアルナンバーが表示されていればKISS FCのアクティベートは完了です。

動画4分14秒頃〜

さて、続いてESCのアクティベートを進めていきますが、バッテリー(Mr.Steeleエイリアンセットなら4S)を準備します。

設定の為にESCを起動する時は必ずプロペラは外しましょう!
安全の確認が済んだらバッテリーを繋ぎ、ESCを起動します。

上記画像の様に、右上のタブ「ESC Flasher」をクリックすると警告画面になりますので「I KNOW WHAT I AM DOING」をクリックします。

画像左上、KISS ESC Flasherでまた「REMOTE」の方を選択。

ESC typeでMr.Steeleエイリアンセットの場合KISS32A-Kiss Racing 32A ESCを選択します。

Firmware versionsではまた新しいものでStable(安定版)を選びたいのですが。

同じ121aでもbeepとvoiceがあります。

これは電源を入れた時などにピーピーとなるか、ちょっと喋るかのどちらかになるので好みで大丈夫です。
僕は、一度voiceにしてみたものの、何て言ってるかよく分からなかったので、結局beepにしました。

あとは、先ほどと同じ様にDOWNLOAD FIRMWAREボタンでダウンロードを開始し、FLASH FIRMWAREで書き込むと言う流れになります。

完了するとESC FLASHING COMPLETE!!!と表示されるので、バッテリーを外し、PCとKISS FCの接続も外して、再度接続し直して続きのセッティングを行います。
僕の場合ESCが1つだけLEDが付かず、故障かと思いかなり焦ったのですが、PDBとFCを繋ぐワイヤーが変に圧迫されていた様で、取り付け直したら無事に起動出来ました。

上手くいかない方はPDBとESCのハンダが正しく、しっかりついているかも含めてもう一度ご確認ください。

また、組み立てが完了している場合バッテリーを繋ぐとVTXも起動し、熱を持ちます。

もたもたしていると最悪の場合VTXが焼けて壊れてしまう恐れもありますので、はじめてで勝手が分からない場合は外しておくなり出力を低くしておくなり対策をとっておくのが安全かと思います。 

後半は、プロポの設定&PIDとRATEの追記になります。

FlyduinoKiss

JACK によるブログ

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