前回からAPEXの組み立てをシリーズで記事にしています。
このシリーズの始めの記事は下記
APEX 組み立て <1> パーツ紹介とメインフレーム
また、このシリーズは下記のMr steeleのビルド動画を参考に進めていきますので、合わせてご参考ください。
動画 50分20秒ごろから
今回は受信機のとりつけからはじまるのですが、動画でMr SteeleはTBS CROSSFIREなのに対し、自分はFrSkyのXM+を使用するため、若干手順が異なってきます。と、いってもこちらの方が配線が一本少ないだけだとは思うのですが。
実はFrSkyの受信機を使用するのは今回がはじめて。パッケージを開けるとコンパクトで軽量な受信機と3本のピンが2セット、あとは写真には写し忘れましたが英語の取説が入っているだけでワイヤーなどは付属がない模様です。
今回はピンは使わずにワイヤーを受信機基板に直接ハンダ付けするため、パッケージにも記載されているピンアサインを見ながら接続していきます。
SBUSを白、5Vを赤、GNDを黒でワイヤーをハンダ付けしました。
ワイヤーの逆端も被覆をむいてハンダを盛っておきます。
ここまで来たら受信機基板を透明の熱伸縮チューブで保護しましょう。
今回大きめのサイズの熱伸縮チューブしか用意がなかったので少しブカブカですが、砂などが基板の方に侵入しそうで嫌ですので、今度買ってきたら再度処理しようかな。とりあえず一旦これで進めますが。
受信機のワイヤーをFCの下を通して前方(FPVカメラ側)へレイアウトします。
受信機基板には両面テープを付けて、REGULATOR BOARDの上に貼り付けましょう。
最近好んで使っているダイソーさんのカット済み両面テープ。粘着力もそこそこ、剥がすと結構のりが残るものの少し擦れば剥がせる程度。
カット済みでサイズもちょうど良く、凄く便利で愛用しています。両面テープとしてのクオリティはそこそこなので凄くおすすめと言う程ではないのですが、おすすめです。
前もってFCにハンダを盛っておいた箇所にハンダ付けします。少しワイヤーが長かったので切って調整しました。
写真の向きで上からGND(黒)、5V(赤)、SBUS(白)の順番になっています。
これで受信機の取り付けは完了です。
動画 55分53秒ごろ
さて、ここからはFPVカメラとVTXの取り付けになるのですが、OSD BOARDに両方接続するため並行して進めていきます。
今回使用するFPVカメラはRunCam Swift Mini 2 JohnnyFPV EditionのDAYSCAPE store特注2.5mmレンズバージョンです。
FOV130だと狭いギャップを攻めるのにも最適ですし、距離感を掴みやすいと思うのでおすすめです。
少し広いFOV140にしたい方は、RunCam RC25G FPV Lens 2.5mm FOV140 Wide Angleにレンズを付け替えると視野が広がりますし、それだとMr Steeleとほぼ同じセッティングになります。
こちらが今回使用するVTXのTBS UNIFY PRO 5G8 V3 (SMA)、Mr Steeleと同じものです。
今回FPVカメラで使用するワイヤーは右側の6本のワイヤーがまとまっている方ですね。
先ほどワイヤーのうちコネクターでまとまった白と黒の2本以外のワイヤーとVTXのワイヤーを1インチ(25.4mm)くらいにカットします。
結構短くて不安になるのですが、OSD BOARDはFPVカメラのすぐ後ろにくるのでかなり短くて大丈夫なはずで、VTXもSMAコネクタをフレームの中盤でアンテナと接続するデザインである事を考えあわせると問題ないはずです。
また、VTXのワイヤーの両端は同じコネクターではないので、VTXにささる方のコネクターから1インチにカットするので注意です。
FPVカメラの方は、写真ではよけてありますが、白と黒のワイヤーは切らずに使用するのでこちらも注意しょう。
わかりやすく写真にするとこんな感じですね。
すぐ下にApex OSDのイラストを載せたので見比べながら説明したいのですが、まずFPVカメラもVTXも赤いワイヤーをOSDの5Vに、黒いワイヤーをOSDのGndに接続します。
一度OSDのコネクターを外して作業するのがおすすめ。
まずこんな感じですね。繋いだらカメラの赤黒、VTXの赤黒のワイヤーをねじっておきます。次にVTXの残りの黄色をOSDのVideo Outに、白色をその隣のAudio Outに接続してVTXワイヤーを全体的にねじります。
ちなみに、写真としてのわかりやすさとどのワイヤーか混乱しないためにカメラとVTX基板を繋いだまま作業していますが、混乱しない方はカメラとVTX基板を付けて作業する必要は全然ないので、その場合ワイヤーだけで作業した方が楽かもしれません。
VTXの方はこんな感じ。
次にFPVカメラの方の残りの黄色いワイヤーをVideo Inに、青いワイヤーを、Mr Steeleもハンダを盛り忘れていますがCamera OSDに接続します。
動画ではCamera OSDのパッドがCamera Controlと表記されておりますが、何かコントロールできるのかな。判明したら追記します。
その他にもこのOSDには様々な拡張ボードとの接続が示唆されており、KISS FCの今後の展開も楽しみなボードですね!
接続したら最後にねじってこんな感じになります。ここまで出来たら、一旦カメラとVTX基盤を外してOSDボードにREGULATOR ボードと繋いでいたコネクターを挿し直してあげましょう。
こう繋いでみると、色々ワイヤーが通っていて凄く難しいものを作っているような満足感がありますね。
ほとんどコネクターを挿しただけなので、そんなに難しい事はしていないのですが。だんだん形になってきましたね、楽しみです!
今回はここまで!