前回からAPEXの組み立てをシリーズで記事にしています。
このシリーズの始めの記事は下記
APEX 組み立て <1> パーツ紹介とメインフレーム
また、このシリーズは下記のMr steeleのビルド動画を参考に進めていきますので、合わせてご参考ください。
動画 1時間02分35秒ごろから
さて、次はFPVカメラをとりつけていきましょう。
APEXのカメラサイドプレートと、RunCam Swift Mini 2 JohnnyFPV Editionのネジ袋から一番短いネジを2本(2.5mmくらい)、その次に長いネジを2本(4mmくらい)準備します。
カメラのサイドプレートは写真でいうと上側が実際にも上になり、穴が長い方が下になります。2枚のプレートは同じで、左右に決まりはないようですね。
画像でいう右側がレンズ側、左側の複雑な切り込みにOSDボードがきっちりと挟み込まれる設計です。
RunCam Swift Mini 2 の3段ネジ穴が空いているうちの中段と下段のネジ穴を使って、画像のような感じで両サイドにプレートを取り付けます。中段のネジ穴には長い方のネジを使用しましょう。JohnnyFPV Editionの場合、JohnnyFPVのロゴがある方がカメラとしては上のようですね。ちょっとFPVカメラの角度が簡単に変わる程度に、ゆるめに付けておきます。
動画 1時間05分35秒ごろから
ここでフレーム用の支柱(一番長い28mm)を4本、プラスチックのチン(あご)マウント、なんて言うんでしょうね、くの字型で両端の穴が六角形ではなく丸い穴になっているパーツ、そしてネジの判断を迷ってしまったのですが、一番数が多そうな2番目に短いもの(7.5mmくらい)2本と、さらにその次に長いもの(10mm)2本を用意します。
と、思ったのですが、ここで10mmを使用してしまうとアームにプラスチックパーツを使用してモーターをネジ4本でとめる方は10mmのネジが2本足りなくなってしまうので、7.5mm位のものを4本使用しましょう。写真では2本ずつですが、あとで4本とも7.5mmにかえました。
フレームの一番前方の穴にとチンマウントに先ほど準備したネジを通して、スタンドオフを固定します。チンマウントの向きは、ちょうど切り込みの段差がフレームの形に合うようになっているのでわかりやすいかと思います。
次にメインフレームの前方のESCやアームの根元のすぐ近くにある二つのネジ穴にネジを通して、スタンドオフを取り付けます。この時点では4つのスタンドオフをしっかり固定せずに、手で軽く固定しておく感じにしてください。
さて、ここからがピッタリ設計。上記画像のような感じでOSDボードをカメラサイドプレートに挟み込みつつ、カメラサイドプレートをメインフレームにスライドさせます。
まず、OSDボードの向きは基板上のマイク(銀の円柱形のやつ)を後ろ側というか、FCの方に向けて、コネクタは上を向きます。
ポイントとしては先ほど取りつけたフレームのスタンドオフの六角形の角ではなく面がカメラサイドプレートと接するようにする事です。これはAlienの頃からそうなのですが、ここをピッタリにする事でImpulseRCはカメラサイドプレートをよりしっかりと固定できるデザインになっています。
今回OSDボードもカメラサイドプレートとスタンドオフに挟み込まれる形になるので、そのあたりをうまくやりつつ、滑り込ませましょう。
FPVカメラをゆるめにとめておいたのは、OSDボードが2枚サイドプレートにも挟みやすくするためで、スタンドオフをゆるくとめておいたのはカメラプレートを滑り込ませやすくするためです。
タイミングはやりやすい時で大丈夫ですが、この時にOSDボードから伸びているFPVカメラ用のコネクタをFPVカメラに接続しておきましょう。
動画 1時間10分25秒ごろから
次にメインフレーム後方のスタンドオフを取りつけます。
1番短いスタンドオフ(10mm)と2番目に短いスタンドオフ(20mm)をそれぞれ2本準備して、ネジは先ほどの7.5mmくらいのものを4本用意しました。
この7.5mmくらいのものが1番沢山入っているようなので、こちらを使いますが、モーターの取り付けにこのネジを使用したい方は、ここやトッププレートで1番短いネジを使用しておくと良いかもしれません。
今回モーターの下にプラスチックパーツをつけたいと思っているので、その場合この7.5mmくらいのネジでは恐らく長さが足らないので、この次に長いネジを使う形になるのではないかと思います。
黒くてわかりづらいですがESCなどの近くが短い方のスタンドオフ、1番後ろ側が長い方のスタンドオフになります。
動画 1時間11分49秒ごろから
さて、次にVTXの取り付けになります。
APEXフレームキットから金属製の沢山穴の空いている画像の黒いパーツを用意し、1番短い6mmくらいのネジ、あとはVTXの基板を準備します。
まず、アンテナとVTX基板から出ているSMAコネクターを接続します。ペンチやレンチを使用してしっかり固定しましょう。
次に穴の空いている金属のパーツにSMAコネクターを固定します。
VTXのピッグテールを金属パーツの中央に通すとちょうどネジ穴が合うので、すぐにわかるかと思います。このあたりはTBS製品で揃えておくと設計通りにフィットするといったところでしょうか。
取り付けるとこんな感じ。Mr Steeleが言うには画像のような向きに注意とのことです。
VTX基板の写真に写っている面が上で、間にある金属のパーツはピッグテールを通すための切り込みが無い方が上です。
次へ行く前にVTXのボタンにかかっている熱収縮チューブをカッターなどで切り取り、ボタンを押しやすいようにしておきましょう。
動画 1時間14分28秒ごろから
画像の下の方に写っているAPEXのトッププレートを準備しつつ、当ててみると、上記の画像のような感じで金属のパーツが短いスタンドオフの位置に来るのですが、VTXのピッグテールは少し曲げて余裕を持たせるイメージになります。
その為、VTX基板をトッププレートの前方側(カメラサイドプレートがささる4つのコの字型の穴が空いている方)の三角形の頂点くらいのすぐ下あたりの位置にVTX基板を両面テープで固定します。
VTXは凄く熱を持つため、ここではダイソーさんの両面テープは使わずに、3Mの超強力とかいうやつを使いました。Mr Steele曰く、前と後ろに二箇所つけるそうで、確かに熱を持つのであまり一面覆わない方が良いと思います。
再び当ててみると、ちょうどこんな感じの位置関係。
FPVカメラとFCの間くらいに基板がくる形になります。
どんどん組み上がって来ましたね、もう一息で完成なのではないでしょうか。
次回組み立ては最終回、にできるかどうか。字数制限次第です!
今回はここまで!