2020 Betaflight 4.2.5 設定 <2> Firmware Flasher

さて、PCでの設定環境が整ったところで実際の設定に移ります。
まずはフライトコントローラーに最新のBetaflightをフラッシュして行きたいのですが、その前にひとつ作業しておきましょう。

これがBetaflightのホーム画面で、緑の四角で示したプルダウンメニューに接続先のポートが表示されています。この画面はMacなのですが、Winだと「COM3」などといった形で表示されます。環境によって表記や数字が異なるのですが、ドライバーなどに問題がなければプルダウンの中のどれかでFCにアクセスできます。

正しい接続先を選んで、右側の円で示したConnectボタンを押すと、実際の設定画面へ移行します。

設定画面に入ったらまずSetupタブのページが開きます。画面左側がタブになっていて、設定の項目事に整理されており、このタブ間を移動しながら設定を進めて行きます。
まず赤い四角で示したCLIのタブに行ってみましょう。

これがCLIタブの画面です。CLIとはコマンドラインインタフェースというものらしく、文字を打ち込んで現在設定されている状況を表示したり、操作するものです。コンピューターに詳しい人だと馴染み深いものかとは思うのですが、あまり詳しくない方だとちょっと抵抗があるかも知れません。

自分はそんなに馴染み深いと言うわけではないのですが、Betaflightにはボタンや項目として表に出ていない操作が沢山あるので、そういう操作を行いたい場合はこのCLIタブを開き、赤い四角で示したところにコマンドを打ち込んで操作を行う必要があります。

詳しくなってくるまではそんなに使わないかも知れないので、とりあえず今は何も考えずに白い箱の中に半角英数で「dump」と打ち込んでエンターを押してみましょう。

すると、ズラズラ〜と画面上に文字が表示されます。何が始まってしまったの?と思うかも知れませんが、現状の設定が読み出されているだけなので、基本的には何も始まってません。ファームウェアを書き換える前に、デフォルトの状態のバックアップをとって置くと、もし設定を変に変更してしまってどうしようもなくなっても、デフォルトの状態に戻す事ができます。

赤い四角のSave to Fileを押すと、今表示されている情報をテキストデータとして保存できます。

上記画像は、スクリーンショットをとり忘れていたのでファームアップ後のものですが、「dump」とコマンドした直後の記述にボードの名前や現在のファームなどが出ています。この後フラッシュする際に参考になるので、先ほど保存したテキストを見ても良いですし、スクリーンショットするなり、メモするなどしておきましょう。

ちなみに、CLIで作業した後に「Save」とコマンドしないと設定は保存されませんので、もし何かしてしまっていても、このままここを離れれば情報を参照しただけで変更はされません。別のタブに移動しようとすると一旦FCとPCの接続が解除されます。

今度はBetaflightのホーム画面から、Connectボタンを押さずに「Firmware Flasher」のタブをクリックします。

上記がFirmware Flasherの画面ですね。赤い四角で囲った部分がプルダウンメニューになっていて、先ほどdumpのコマンドで表示されたボードを選択します。今回KAKUTEF7MINIV3を使用しています。
このボードの種類を間違えてしまうと、FCの向きやらポートやら、何から何までおかしくなってしまうので、しっかり調べて選択しましょう。
緑色の四角で囲った部分はファームウェアのバージョンを選択します。上記画面では赤い四角の上のShow unstable releasesのボタンがアクティブになっていないので、この状況で表示されるファームは全て安定版です。そのため、特別な理由がなければ一番新しいもので良いかと思います。

青で示した部分は、完全に消去して書き換えるという設定なのですが、基本的にはここはONにしておきましょう。

正しく選択したら、赤い四角で示したLoad Firmware[Online]のボタンを押します。これでインターネット経由で一度PCにファームウェアのデータがロードされます。ちなみに、この右側の[Local]の方は、githubなどで既にファームのデータ(hexファイル)をダウンロードしていて、PCに保存してある場合に使用できます。

ファームウェアがロードされたら一旦Flash Firmwareボタンを押します。

すると、上の緑色で示した部分がDFUの表記に変わります。このDFUモードでないとファームの書き換えはできませんので、ここがDFUモードにどうしてもならない、という方は、FCに搭載されているBOOTボタンを使用するとか、前回紹介したImpulseRCのDRIVER FIXERを使用するとかして、何とかFCをDFUモードにする必要があります。

とにかく、うまくDFUモードになったらもう1度赤く示したFlash Firmwareボタンを押すと、ファームの書き換えがはじまります。書き換えの途中では絶対にFCとPCを繋いでいるUSBを抜いたりしないようにしましょう。意外とすぐに終わります。

今回使用しているHolybro Kakute F7 mini V3 Flight Controllerなのですが、2020年末時点では結構新しい製品なので、別にファームアップしなくても問題なく使用できるものです。
ただ、基本的に安定版は機能改善しているケースがほとんどですので、自分は最新の安定版を利用する事が多いですね。

今回はここまでです。

Betaflight

JACK によるブログ

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