ハンダ付けと変更点
まず、ここで一つ動画をご紹介。
現状のセッティングで飛ばしたマイクロエイリアンの飛行動画です。
ブログを担当させてもらいつつ、Youtubeもはじめたのでもし良かったらチェックして見て下さい。
まだまだ動画が少ない、と言うか、このマイクロエイリアンが初めの1本です。
今回録画用カメラとブザーは外付けで全て含めると236グラム位かと思うのですが、最低限飛べる部分がバッテリーも含めて199グラム以下になっている構成です。
この最低限飛べる部分と言うのが、動画冒頭のパーツリストの写真の感じですね。
この組み合わせでもうちょっと設定を追い込んで行きたいなと思いつつ。
4S450mAhのバッテリーで、この動画の感じのフライトで大体3分くらい飛行可能です。
一度試しにGoproHero3を搭載して飛ばした時は大体2分くらい飛べましたが、、画質を取るか飛行時間を取るか。
実は3S650mAhのバッテリーも試して見たのですが、あまり飛行時間は変わらず随分とパワーが無くなった感じで、比較すると急上昇とか急カーブが難しい感じです。
ゆったり滑らかに飛行する目的であれば、それも有りかと。
全然設定は変えずにちょろっと試しただけだったのですが、パワー不足の部分はスロットルブーストの設定なんかで多少調整してあげればもっと楽しく飛べるのではないかと思います。
今回試して見たのはどちらもTATTU のバッテリーで
4S450mAh 75C→大体56g
3S650mAh 75C→大体52g
なので、飛ばし方と全体の重量で選ぶのが良いかと思います。
さて組み立ての続きですが、今回はどんどんハンダで接続して行きます。
しかし困った事に初めに作った状態からかなり今は変わってしまっているので、やってしまった後の反省点が中心の記事になってしまいそう。
これから作る人は写真を鵜呑みにせずに、コメントも合わせて参考にして見てください。
まずフライトコントローラー、ESCの部分です。
HGLRC XJB F438 Flytower Micro F4 flight controllerにはキャパシターが付属しているので、初めはとりあえず着けて見ましたが、軽量化の為にあとで外しました。
付ける場合はどこかの足に沿わせて固定してしまうのが一番スッキリするかなと思いますが、クラッシュする度に位置がズレていたので、あまりその付け方では保護出来ていなかった感じがします。
次に、各モーターを4インワンのESCに接続して行きます。
これも現在は変更していて、フレームとESCの間、つまり基盤の下をワイヤーが通る様に通し方を変更しました。
これはRunCam Split Mini 2を外付けにしてフレーム内のメインの基盤が2枚になった結果、ESCの位置が少し高くできる様になった為その方が無駄がなくて綺麗かなと思い変更しました。
HGLRC XJB F438 Flytower Micro F4 flight controllerのESC、と言うか、大体そうだと思いますが裏側もハンダできる様になっている為、裏を通すなら裏側にハンダする感じになります。
なんか、すごい草とか付いてて申し訳ないのですが、現状こんな感じで電源ワイヤーをタイラップでFC用の柱に止めています。
FCやESCが摩擦で痛んだり、余計に振動を拾ったりしたら嫌だなと思いつつも、どこかで止めて置かないと抜き差しの負担が電源ワイヤーのハンダ直接かかるので結構断線します。
ちなみに左側の赤黒のケーブルは外付けのRunCam Split Mini 2に電源を送る為に新しく着けたワイヤーで先はコネクタになっており、簡単に脱着可能。
重量に余裕があれば、お尻の方のフレームの柱にとめてしまうのも有りかなと思うのですが、それだと通し方によってはプロペラに当たってしまうので注意が必要です。
中を通してフレームの天井に止めるのも考えられますが、これだとメンテナンス性が悪くなるなと。
色々考えた結果、今はこう言う感じになっています。
次はFC側に受信機をハンダしました。
写真はFM800と言うFASSTが使える受信機なのですが、調子が悪くたまにノーコンになったり操作が遅れたりしたので今はSF800 MINIと言う受信機に変更しました。
HGLRC XJB F438 Flytower Micro F4 flight controllerはFCとESCの接続が専用コネクタになっており、上に設置すれば刺さって接続されるタイプなので作業が楽です。
カメラ、VTXの接続です。
今はCaddx Micro Turbo S1-600TVLに変更してしまっていますが、接続方法は変わらずです。
これ、使うVTXとFPVカメラの入力電圧によっては配線が変わってくると思うので注意して確認してから作業して下さい。
ブザーとLEDです。
今はコネクタに変更して直ぐに外せる様にしていますが、接続位置はこんな形になります。
LEDは必要に応じてですが、もうマイクロエイリアンくらいのサイズだと落ちたら視界に入っていても気づかなかったりするのでブザーは何かしら付けるのがおすすめです。
これで組み立てるとこんな感じになりますが、当初の計画通り組み立てた結果がこの重量です。
これで大体マイクロエイリアン組み立ては終了なのですが、次はプロペラを中心にU199にする為にした工夫や、もしかしたらBetafightの設定なんかも紹介したいと思っています。
細かい軽量化
BetaFlightの設定なんかも今回の記事で書こうか検討していたのですが、長くなりそうなのでまた別のシリーズでまとめようかと思います。
さて、今回はMicroAlienの組み立てブログの最後になります。
上の写真ですが、先日外付けにしていたRunCam Split Mini 2が壊れてしまい、今はGoproを載せています。
NDフィルターを持っている事もあり、やはり綺麗に撮れますね。
もうちょっと気に入ったシーンが撮れたら編集してYoutubeにあげようと思いますので、3インチ機(U199)+Goproの映像がどんな感じか気になる方はお楽しみに!
飛行に関してはちょっとパワー不足も感じますが、小回りがきいたり、スピードが遅い分景色がよく見えるなとか、そういう面白さがあって、バイクで例えるなら原付のマニュアル車に乗っている様な感じです。
4S450mAhのバッテリーでGoproを搭載すると自分の飛ばし方だと2分〜2分半くらいの飛行しかできないので、そこはちょっと物足りないと思っています。
今回は機体部分を199グラム未満にする為に工夫した部分についてまとめます。
プロペラ
右から
- DYSのDYSXT30450300
- HQPropのDurable Prop 3×3×3
- HQPropのDurable Prop 3×4×3 1S
三つを試して見ました。
そして、それぞれの重さなのですが。
こんな感じです。
自分のセッティングではHQPropのDurable Prop 3×4×3 1Sを使うと199グラムを超えてしまうので、199グラム以下にこだわる場合はDYSXT30450300かHQProp Durable Prop 3×3×3を使う方が有利です。
ちょっと重量計がざっくりの重量しか出ないのですが、DYSXT30450300の方が若干軽い様です。
飛ばした感じは、HQPropのDurable Prop 3×4×3 1Sが一番キュッと曲がる感じで、HQProp Durable Prop 3×3×3もスムーズでこのあたりは飛ばし方の好みかと思います。
DYSXT30450300はグニャグニャしてしまう印象で、自分のMicroAlienのセッティングではちょっと良くないなという印象でした。
ナット
上がImpulseRC F20Ⅱ/KV3200のモーターに標準で付いてくるナットで、中間がアルミの軽量ナットです。
一番したは一緒に載せているボックスドライバーのみの重さになります。
これで1グラムの軽量化に成功。
細かい所ですが、今回ギリギリ199グラム超えるか超えないかの所だったので、ちょっと色々試して見ました。
MicroAlienの組み立てはこれで終了になります。
次はMicroAlienを飛ばすためのBetafightの設定で最低限抑える所を記事にしたいと思います。