フレーム
Mr.Steeleのエイリアンセットを組み立てました!
下記の動画で、Mr.Steele氏が解説されているので参考にしていただきたいのですが、端末やネット環境の都合で映像を止めながら作業する事が難しい方のご参考になればと思います。
基本的には映像の手順通りに作業したつもりですが、間違ってたらごめんなさい。
全体的な雰囲気やパーツ構成などだけでも伝わればいいなと思います。
まず、フレームの底の部分を組み立てます。
写真ではわかりずらいですが、現状一番上のプレートの機体のお尻の方にタイラップを通した上で組み付けます。
このタイラップはのちに電源のケーブルを固定して基板のハンダ部分にテンションがかかるのを防ぐためのものになるので専用の穴に忘れずに通しておきましょう。
ところで、この記事は一通り組み立て終わってから書いているのですが、このキットは受信機と工具類、タイラップ、熱収縮チューブとあとは強力な両面テープとビニールテープがあれば作る事が出来ます。
ちょいちょい使うスポンジや、ケーブル類の予備もたっぷり付いてくるので予備があまり揃っていない方でも安心。
そう言えば僕はブザーだけ自分で用意してつけました。
次に、上の写真にある、ちょっとガンメタルっぽい色のネジを使用し、8箇所底の方から止めます。
仮止めの状態で、FCマウント用の穴(左写真上部プレートの空いているネジ穴4つ)にネジが通る事を確認してからしっかり組み付けると後がスムーズです。
モーター・ESC
動画:26分25秒あたりから
今回はモーターとESCの作業です。
まず、ワイヤーを切ります。Mr.steeleによると、モーターの三本のワイヤーを35mm、ESCとPDBを繋ぐプラスとマイナスの太いワイヤーを25mm、細いワイヤーを20mmにカットするといいそうです。
5インチモデルで購入して作る場合はこれでバッチリでした。
心配だったので、カットする前に一旦モーターを仮止めして良く確認しましたが、信じても大丈夫でした。
ESCにつながる部分の被覆を剥いてハンダして行くのですが、カッターマットに並べた感じで付けていきます。
プラスとマイナスのワイヤーだけ、逆にしないようにつければオッケーです。
こんな感じで4セット出来たらしっかり付いているか、付け間違いがないか確認してから付属の透明な熱収縮チューブで保護します。後に断線が発覚したり、衝撃でハンダが取れても熱収縮チューブの予備は沢山付いているので安心。透明で厚みもサイズもピッタリくる予備が沢山あるのは安心でした。
動画:6分34秒/19分25秒あたりから
PDBに電源のワイヤーを半田付けし、ESCが接続される四隅のそれぞれ5箇所にハンダを乗せて置きましょう。
PDBに空いている8つの穴がフレームのネジ受けにうまくはまる位置に両面テープで貼り付けるのですが、この時タイラップを通しておいたところにちょうど電源ワイヤーが来るので、このタイラップで電源ワイヤーを固定します。
動画:37分50秒
前回作成した4セットのモーターをそれぞれアームに仮止めし、ワイヤーとPDBのハンダするべき部分との位置関係を見て、ちょうど良いところでワイヤーをカット、そしてPDBにハンダ付けすると言う流れになります。
乗せてみると結構余裕があるので、アームとPDBの高低差も考慮して、気持ち長めにPDB側の5本×4セットのワイヤーをカットしていきます。
細いケーブルは短いと被覆を剥く時に根元から剥けてしまう事があるのでしっかり押さえて剥きましょう。
ハンダ付けする前に、ESC側からモーターのカバーを通して置きます。
2種類付属していて、こんなところにもヒゲマークが!
僕は迷わずこちらを選択。
ハンダが完了したら、しっかり付いている事を確認してモーターを一旦外し、ESCを両面テープで固定します。
再度モーターを固定しますがビデオでは対角に2本だけ固定していたので真似して対角で固定しました。
モーターへのネジ止めはフレームに繋がった2つのネジ穴が空いているので外側の穴にネジを通して固定します。
動画:54分53秒あたりから
Mr.steeleのインスタを見ていて気になっていたのですが、やはりプロペラを切ってESCのカバーにしているようです。
見た目の好みもあるのでこれは判断が別れるところと思いますが、とりあえず先日ボロボロになったプロペラをカットして付けてみます。
角はハサミで丸くし、ESCにビニールテープで巻いて固定します。
近くでみるとちょっと汚いですが、形になってきましたね。
FPVカメラ・VTX配線
動画 1時間4分57秒
ここは要チェックです!
自分だけのレアケースかもしれませんが、動画の通りではうまくいかない箇所がありました。
次にVTXに付属しているワイヤーのコネクタ部分をカット。
それぞれを剥いてPDBにハンダしていきます。
向かって左側がVTXの4本、右側がRunamの3本です。
右から
Gnd→Runcam黒
5V→Runcam赤
In→Runcam黄
Out→VTX黄
Aud→VTX白
Pwr→VTX赤
Gnd→VTX黒
の順になっています。
動画の通りだとこの配列で問題ないはずなのですが、僕のセットではなぜかランカムのプラスとマイナスが逆にコネクタにアサインされており、電源を入れてもVTXが起動せず、カメラの起動確認もできませんでした。
半日くらいあれこれ考えたり試したりした挙句、メーカーページでRuncamのマニュアルを眺めていて間違いに気づきました。
右側の5VとGndを逆にしたら全て解決。
カメラが壊れていないか心配です。
言い訳ですが、後にRuncamの背面に付けるプレートで、Runcam背面の文字がよめなかった事も発見が遅れた原因かと。
Runcam接続部分が
Gnd→Runcam赤
5V→Runcam黒
In→Runcam黄
に変更になっています。
もしかしたらレアケースの可能性があるのですが、色を鵜呑みにせずにカメラ、VTXとPDBに書いてある文字をちゃんと確認してからハンダするのが良さそうです。
気をとりなおして。
同封されているスポンジをいい感じに切って先ほどの二本の束の間、フレームに貼り付けます。
銀の部分がマイクになっていてその風防との事。
Mr.steeleはいつもこのマイクの音を聞いているわけですね!
KISS FC 取付け
動画 1時間12分9秒
今回はKISS FCの取付け作業です。
PDBの4つ空いた穴からFCを付けるマウントのネジを4本立てておきます。
幅広のコネクタから2つのコネクタに分岐している白と黒のワイヤーをそれぞれ捻って、幅広の方をPDBのコネクタに接続します。
分岐しているそれぞれをKISS FCの接続し、先ほど立てたマウントにKISS FCを取付ければ良いのですが、ここで問題があり。
マウントとKISSFCの穴の位置が合わず、うまく入りません。
運よく合う人もいるのかも知れませんが、動画でも説明されている通り付属のヤスリでKISSFCの穴を外側に広げて行きます。
少し削ってはマウントに挿して確認し、また少し削る。
という形で4つの穴がそれぞれ同じくらい広がり、かつマウントに合うよう作業して行きます。
この付属のヤスリが結構良く削れてしまうので、意識して少しずつ削りましょう。
穴がマウントに上手く合うように加工できたら、先ほどのワイヤーをKISSFCに接続します。
この写真の様に白と黒を接続しますが、この写真でKISSFCは裏返しの状態になっていますので、この状態から一度ひっくり返してマウントに取り付けます。
この時、白と黒のワイヤーが強く圧迫されない様、うまく這わせましょう。
KISSFCにFRONT→のマークがあるので、矢印が機体前方をさすよう取り付けます。
フライトコントローラーのセットアップをする際にGUIで向きを設定できる様ですが、特別な理由がなければしっかり方向を合わせて取り付ける方がトラブルが少ないと思います。
写真では下が機体前方、上が機体後方になります。
PDB (KISS PDB WITH OSD) で言うと電源ケーブルがある方が後方です。
一番下のフレームも穴の形などが微妙に違うので、写真を参考にして確認してもらえたら良いかと思います。
※後半 (FPVカメラ組み立て・VTX組み付け・受信機取り付け・完成 まで) はこちら