こんにちは、JACKです。
楽しみにされていた方お待たせしました。ついにAPEXの組み立て記事をはじめます。
Apexが発売されてしばらく経つので、そこまで楽しみにされていなかった方は今更感もあったりなかったりすると思うのですが、実は記事用のパーツ収集が思っていたよりも困難でなかなかスタートできない状況が続いていました。
Apexフレームだけでなく、他のメーカーの関連パーツまで続々とメーカー在庫が尽きると言う状況で、本当にこんなことってあるのか、と、改めてMR STEELEの影響力の大きさを実感。
さて、今回はALIENの組み立てブログと同様に、MR STEELEのビルド動画をなるべく踏襲しようと考えています。
内容的に大筋でパクリです、と言ってしまえばそれまでなのですが、組み立て方にもMR STEELEの工夫があって、別の機体を組み立てる際にも非常に勉強になると思ったのでひとつひとつ実践しながら下記のビデオを見ていきたいと思います。
今回APEXの発表から発売の段階的な情報公開でもっとも物議を醸したのが『FLYDUINO KISS ESC 2-5S 25A 4in1 (40A limit)で6S仕様にして大丈夫なのか?』という点と、『もしそうする場合キャパシターなど追加する必要があるのか?』という点。
MR.STEELEのコメントでは6Sで使用しているが大丈夫で、キャパシターも必要ないとの事。FLYDUINOが公開しているKISS ESC 2-5S 25A 4in1の説明には5Sまでと書いてあるので、いくらMR STEELEの言うことであっても中々すんなり信用できるものではありませんよね。
しかし一方で、APEXのデザイン上4in1のESCを使うのが基本になると思いますし、ImpulseRCは非常にKISSエレクトロニクスと相性が良いためKISSで組みたい人が必然的に多いはずで、もしKISS純正でAPEXを組むならKISS ESC 2-5S 25A 4in1のほぼ一択。
ApexをKISS純正で組むと6Sが出来ないなんて、それはそれでちょっと信じたくないなぁという感じもするので、今回はMR STEELEと同じ6Sで組み立てていきます。
恐らく、記事の途中で実際には組み立てが終わり、テストフライトを開始すると思いますので、不安な方は「実際飛ばしてきました」とご報告するまで真似をしないほうが安全かもしれません。
ああ、エレクトロ二クス周りが全部壊れたりしたら嫌だなぁ。。
でも、KISS ESC 2-5S 25A 4in1で6Sにできれば凄く魅力的だし、MR STEELEが動画で俺の言う通りやってれば大丈夫だ的な事を言っていた感じもするので、チャレンジしたいと思います。
前置きが長くなりましたが、今回使用するパーツリストは下記になります。
- フレーム:ImpulseRC APEX 5" BASE フレームキット/CLASSIC BLACK
- モーター:ETHIX MR STEELE STOUT MOTOR V3 (2306/1750KV) ×4
- フライトコントローラー:FLYDUINO KISS FC V2 - 32BIT FLIGHT CONTROLLER
- ESC:FLYDUINO KISS ESC 2-5S 25A 4in1 (40A limit)
- OSD等:APEX OSD BOARD・APEX REGULATOR BOARD・APEX OSD WIRE HARNESS KIT (KISS)
- VTX:TBS UNIFY PRO 5G8 V3 (SMA)
- アンテナ:TBS TRIUMPH PRO (SMA)
- FPVカメラ:RunCam Swift Mini 2 JohnnyFPV Edition/特注2.5mmレンズ
- 受信機:FrSky XM+
その他に、追加で揃えた方が良いものが分かってきたらその都度ご紹介していく予定です。
では、早速はじめて行きましょう。
上記の参考動画の該当する場面の時間も合わせて記載しますので、合わせてご参考ください。
動画 6分51秒から
これがImpulseRC APEX 5" BASE フレームキットの内容です。パーツの点数がもの凄く多いという訳ではないですね。
右下のカードにはシリアルナンバーが入っていて、保証を受ける際に必要になるハズです。
開けてみて、第一印象はネジ袋が結構重く、LIGHT WEIGHTバージョンが存在するのも納得です。
汚くなっていくカッターマットに目が行きがちですが、まず組み立てるのはこのパーツ。
メインプレートの上側に当たる方(FCスタック用の穴が空いてるのが特徴)とアーム、あとはキーストーンと呼ばれる飴玉のシルエットみたいな形状のカーボンパーツとネジです。
Apexの特徴である5.5mmのアームですが、これを折るのは相当な事だという感じがします。
ネジはロックキングワッシャーと呼ばれるワッシャーと、6mmのネジです。
アームに関しては溝にロッキングワッシャーのギザギザが付いている方をこの向きで取り付けます。
軽くはめて、先ほどのネジでしっかりねじ込んであげればカーボンにキザギザが食い込んで固定される仕組みです。
次にメインのプレートにもねじ込んで行くのですが、この時必ずスタック用の穴が皿状に加工してある面とは反対の面からロッキングワッシャーを入れます。
組み立ての際にこの皿状に加工してある面は下側になり、ロッキングワッシャーは上側からアームも含めてカーボンを挟み込む必要があるためです。これを逆からねじ込んでしまうときっと悲しい事になるハズです。
こうして無事にカーボン素材と金属素材が一体化しました。
まだ始めたばかりですが、今回はここまで!