APEX KISS設定 <2> Open-TX プロポ設定1

しばらくあたためていた新しいプロポの設定を記事にする回がついにやってまいりましたね。
この記事をどの辺から書くか考えていたために、APEXの設定記事が遅くなってしまった感じもあります。

今回はAPEXをTranis X9Dで使用する設定を紹介したいと思います。

技適を取得したというJP4in1モジュールを使う上で、プロポはTranis X9Dにしようと思ったものの、ちょっと調べた感じではmode1が手に入らなそう。しかし、mode2をmode1に変更する方法をYoutubeで調べたら結構簡単にできそうだったので、思い切って注文したものの、長い間待たされ。

忘れた頃にやってきたので早速開けてみたら、年式が違かったのか欲張ってちょっと良いっぽいスティックジンバルのモデルにしたからなのか、Youtubeで見たのと少し違ってたりもしつつ。
でも、結果的にmode1には追加パーツなしで簡単に変更できました。

JP4IN1もはじめ全然バインドできなくて、ファームアップ等々調べてみましたが、自分の買ったものは出荷状態で新しいファームが入っており、バージョン自体の問題はないと。

すったもんだした末に、結局受信機とプロポの操作の手順を少し変えたらすんなりバインドしたり。

今回APEXではFrSky XM+の受信機を使用したのでそこまでバインドに苦労はなかったのですが、今まで使用していた機体のFUTABA R2001SBとの接続がなんだか手こずりました。慣れていないプロポって大変ですね。

調べていくとOpen-TXはかなりカスタマイズ性が高く、好きな人は凄い面白いのではないかと思います。
プロポが面白いってどういう事だ、と不思議に思うかもしれませんが、喋る音声を変えられたり、トップの画像を変えたり、他にもなんか色々できそうな感じです。

自分はどちらかと言うと、JP4IN1で使える受信機の種類を増やしたいと言うのが主な目的で、FUTABA 14SGに不満があった訳ではなかったので、色々設定出来るのと同時に設定しなくてはいけないのが、良いのか悪いのかは難しいところですね。

Open-TXのプロポを使用する上で、役に立ちそうなURLを下記に乗せておくので必要に応じご参照ください。

現状自分の使用しているOpen-TXのバージョンは2.3.0(これはファームアップしました)で、Open-TXにはコンパニオンというPCでプロポの設定を作れるアプリがあるのですが、自分はプロポのボタンをぽちぽち押しながら設定する方がなんとなく簡単に感じるので、今回はプロポを操作して設定を作っていく方法を紹介したいと思います。

まず、プロポのファームアップなど諸々済んだら電源を入れ、MENUボタンを一回押してMODEL SELECTIONの画面へ。

そこで新しく機体を登録したいお好きな数字を選んでEnterを長押しすると上記画像のダイアログが出るのでCreate modelを選択。

すると、選択肢を選んでいけば勝手に基本的な設定を作ってくれる感じになります。
まずはモデルタイプの選択で、APEXは当然マルチコプターなので、マルチコプターの画像を選びましょう。

次にThrottleはどのチャンネルにするのか、という選択です。ここはCH1に。
自分がはじめOPEN-TXで調べた際に、AETRに設定するのが楽という情報もあったのですが、考えた結果、今回のセッティングではKISS GUIにならうのが楽なのではないかと思います。

KISS GUIではThrottle(Thr)、Roll(Ail)、Pitch(Ele)、Yaw(Rud)の順になっているため、AETRではなくTAERになるというわけです。

逆にBetaflightを設定する場合などでChannel MapをAETRにしているのであれば、プロポの設定もそれに合わせてAETRにしてあげるのが楽なのではないかと思います。

とは言え、ここで間違っても後で変更もできるので最終的にはKISS GUIでReceiverの反応を見ながら確認、必要に応じ修正することの方が大切です。

話は飛びましたが、次はRoll(Ail)をどれにするかという話でCH2を選択。

次はPitch(Ele)なのでCH3。

次にYawを聞かれるので、CH4に設定。

次にAUX、armスイッチをどこにするのか。上記画像ではSEになっていますがSFに設定したかったので後で直しました。自分の場合はSFで。

次にAUX2。自分の場合AUX2にブザーとタートルモードを設定していて、SCに割り当てました。

AUX3は自分の場合、何も設定していないのですが、使いやすいと思うスイッチはSDかなぁというところでSDに設定。

一通り選択するとこれでいいね?という確認画面が。
自分としてはArm switchが良くないのですが、戻り方がわからないので、もうOKするしかなかったです。

修正するには先ほどの画面でOKした後に、プロポのトップページからMENUボタン1回、PAGEボタン4回と押していくとMIXERの設定にいけるので、ここでCH5をSFに設定します。
CH5を選択してEnterを長押しすると、いくつか選択が出てくるのでEditを選択。

すると上記のCH5の設定画面に入れるので、Sourceを選択してEnter、設定したいスイッチを動かせばスイッチを認識してくれます。
再度Enterを押して確定し、EXITで元の画面に戻ります。

次に基本的な設定を済ませてしまいましょう。
MENUボタン一回、PAGEボタン一回でMODEL SETUP画面に移動します。

わかりやすいモデルネームを設定。
はじめわかりづらかったのですが、小文字のaを選んで、Enterを長押しすると大文字のAになります。

続いて、必要な方はタイマーを設定しましょう。
合計3つ設定できるタイマーで、自分は1を普通のタイマー、2をスロットルが上がっている時だけカウントするタイマー、3は設定なしにしています。

Timer1を!SA-にしているのですが、これはSAスイッチ(3段階スイッチ)でミドルの位置では一時停止、上と下では動作するタイマーになります。

スイッチの一番上は別の設定ページでタイマーリセットに設定するので、結果的に上がリセット、ミドル位置が停止、下が動作というタイマーに出来るわけです。
ただ、リセットを設定するまでミドル位置以外ではタイマーが動作しっぱなしで、油断しているとちょっとうるさい。

Timer1のCountdownはBeepsにしています。

下にスクロールしていくとまだまだ下があるのですが、必要に応じTimer2を設定しましょう。

THtを選択するとスロットルが0以外で動作するタイマーになります。
こちらはCountdownをVoiceにしているのですが、音声データは入れないと有効にならないかもしれません。
記事のはじめの方に紹介したURLを探して行けば、いろんな言語の音声データがダウンロードできるかと。

下にスクロールしていくと、バインド関連の設定がでてくるので、いよいよバインドしましょう。
プロポの設定は上の画像のようにしました。

Frskyの受信機なので、Internal RFでも接続できるはずなのですが技適の関係でここはOFFにしておき、External RFで技適付きのJP4in1を使用します。

FrSky XM+の場合ModeでMULTI FrSky D16と選択して、次にFrSky XM+のバインドボタンを押したまま電源を入れ受信機をバインドモードに。

その後上記画像のBindでEnterを押すとバインドできます。

FrSky XM+のバインドボタンはここですね。

続いて、さらに下にスクロールして行くとFailsafe modeの設定が現れます。
フライトコントローラーの方でも設定したのですが、Taranisの場合プロポでも設定しておかないと毎回起動時に注意画面が出て嫌なので、No pulsesに設定しておきましょう。

さて、このままでは気をつけないとタイマーが動作しっぱなしになってうるさいと思いますが、ちょっと字数制限が怖いので今回はここまでと言うことにしたいと思います。

次回はタイマーのリセットやアイドルアップを設定し、KISS GUIをみながらスティック範囲などを調整して、最後にほんの少しAPEX OSDも触れてみる、という流れになりますのでご期待ください!

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