説明
2.4GHz WiFi を利用したドローン用 MAVLink テレメトリーユニットです。
オープンソースソフトウェア DroneBridge ESP32 をベースに構築しており、機体と地上局の通信をシンプルに実現します。
特長
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Seeed Studio XIAO ESP32C3 搭載
超小型・軽量の基板を採用。出荷時点で ESP-NOW LR モードに設定済みです。
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Pixhawk 4〜6 FCに対応
専用コネクタを搭載しており、接続が簡単。 -
簡単セットアップ
FCとPC側の設定を整えるだけで、そのまま利用可能。基板側の追加設定は不要です。
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広範囲通信
ESP-NOW LRモードにより、見通し約500m程度までの通信が可能です。短〜中距離での簡易的なテレメトリ通信に適しており、ドローン運用に手軽に導入できます。
※通信距離は環境条件(設置方法・遮蔽物・電波干渉など)により大きく変動します。
※公称値としては1km以上とされていますが、安定した利用を想定する場合は500m程度を目安としてください。 -
使いやすい専用カバー
- XIAO ESP32C3 のリセットボタン誤操作を防止
- ゴム系TPU製ケースで耐久性を確保
- ネジ留め式カバーで簡単に取り外し可能(リセット・再設定も容易)
- 初期設定のチャンネルやパスワードを表面に記載
バリエーション(選べる2タイプ)
本製品は、用途に合わせて「スタンダード」と「Holybro S500/X500用」の2種類をご用意しています。
スタンダード
- 機体側:約10g(ケース込み)
- 地上側:約11.3g(ケース込み)
- コンパクト設計で幅広い機体に搭載可能
Holybro S500/X500用
- 機体側:約15g(ケース込み)
- 地上側:約11.3g(ケース込み)
- Holybro S500/X500 のスキッドに取り付けやすい専用デザイン
パッケージ内容
- 1x DroneBridge for ESP32 テレメトリーユニット(スタンダード または S500/X500用)
ご利用上の注意
- ESP-NOW LRモードではAIR側とGND側がそれぞれ通信するため、PCから直接 XIAO ESP32C3 にアクセスする場合は一度リセットが必要です。
- 出荷状態でパスワードを利用する必要はありませんので、AIR側とGND側のペア管理にご活用ください。
- リセットを行うと初期設定に戻ります。再利用時は DroneBridge ESP32 の手順に従って両ユニットとも再設定してください。
- PC接続には別途 USB Type-C ケーブルが必要です。
ソフトウェアについて
本製品にはオープンソースソフトウェア DroneBridge for ESP32 が含まれています。
- ライセンス:Apache License, Version 2.0
- ライセンス全文:http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0
免責事項
- DroneBridge for ESP32 は無保証で提供されています。
- 著作権者またはライセンサーは、本ソフトウェアに起因するいかなる損害についても責任を負いません。
- 本製品は DroneBridge プロジェクトの公式製品ではありません。