さて、前回の続きを組み立てていきたいと思います。
途中から読み始めてしまった方は、下記の記事からこの話題が始まっているので、下記も合わせてご参考ください。
FETtec KISS FC +Marmotte 5" <1> パーツ紹介
前回も出てきた上記の図を参考に配線していきます。
下記のブログでKISSの情報がたくさんありますので、もしご興味ある方は是非ご参考ください。
https://blog.seidel-philipp.de/
FETtec ESC 4in1 4 - 6S 35Aに同封されているケーブルでESCとFETtec KISS FCを接続し、FCを予定通りラバードーナツを上下に使って取り付けます。
続いてVTXのTBS Unify Pro32 Nano。今回上記写真左側の20mmスタックへのアダプターと
上記写真、同封しているピンとアンテナは使用しません。このピンでFETtec KISS FCとは簡単に接続できるようなのですが、スタックの高さがもう限界なので、フレーム上側のプレートに、邪魔にならない位置で取り付けようと思います。
VTXに付属のアンテナを使わない代わりに、TBS TRIUMPH PROのU.FLモデルを使用します。
以前に何度か登場しているのであまり細かく写真をとらなかったのですが、今回使用する受信機FrSky XM+の準備もしておきます。今回SBUS信号用には緑、5Vは赤、GNDは黒のワイヤーを使用しました。
まず、受信機の接続ですが、SBUSの場合上記写真の位置になります。
受信機の位置は色々検討した結果後方の上記写真の位置に落ち着きました。
この写真は後になって撮影しなおしたものなので他も色々完成していますが。
中央ではないのが少しいやですが、これでもフレーム内には収まっていて、中央にはより重量のありそうなキャパシターを優先させる事に。
受信機のアンテナはいつも通りMr Steele方式で取り付けました。
取り付け方法は下記の記事をご参考ください。
MR. STEELE ALIEN 4S FULL KIT組立て (後半) 受信機取付け :2
次にVTXのアンテナの固定なのですが、Armattan Marmotte 5" フレームキットにはこのタイプのアンテナを固定する便利なオプションが同封しています。
説明書を再度みながら組み立て。
こんな感じで、スッキリ固定できます。
裏側はこんな感じで、U.FLコネクタでTBS Unify Pro32 Nanoと接続。
FPVカメラの配線を写真左側のVIDEO、5V、GNDにハンダします。
あと、先ほど記入し忘れましたがUSBコネクタのすぐ下にFportかSBUSをハンダ付で選択する場所がありますので、今回はSBUSを選択。中央とSBUS側のハンダパッドをハンダで埋めて繋げればOKです。
初めの図の通りTBS Unify Pro32 Nanoを一気に接続。TBS Unify Pro32 Nanoはなんだかすごくワイヤーがありますね。
ただ、FETtec KISS FCとTBS Unify Pro32 Nanoはピンで重ねて使用する事もできるため、よくみるとVTXとFCでワイヤーの色の並びが同じ。順番に端から繋いでいけばいいので分かりやすいです。
配線の内容はFCの右側から、緑色のワイヤーのSMART AUDIO、黄VIDEO、黒GND、赤5VOUT、白GND、オレンジ5V INのようです。
今回VTXから何かへの給電はしていないはずなので、5V INとGNDをFCに返す必要があるかちょっと分かりませんが、配線図に習って配線しました。
残念ならが、今回OSDを搭載していないのでFETtec KISS FCとTBS Unify Pro32 Nanoの連携の良さをちゃんと実感する事はできていません。
伸縮チューブでVTXを覆い、上にくるフレームのプレートの裏に両面テープで固定しました。この位置だとちょうどFCの上に来てしまうので、最終的にはもっと後方に位置をずらしました。
実際には飛ばしてから後日付け替えたのですが、Foxeer Predator Mini V3をRunCam Swift Mini 2 Mr. Steele EditionにFPVカメラを付け替えました。
カメラ部分も、レンズ部分も以前からあったものなのですが、この組み合わせでパッケージされるのが新しく、Mr Steeleのロゴ入り!
FOVも140でちょうどよく(人によって好みはあると思いますが)、価格もこなれている感じで、フリースタイルするならとりあえずこれ、と安心して選ぶ事のできるFPVカメラだと思います。
コネクタの差し替えで行けるかなと思ったのですが、コネクタ形状が違うためワイヤーをハンダし直す事に。
配線の内容はFoxeer Predator Mini V3と全く同じなので割愛します。
あとは余分なワイヤー類が動いて振動を生まないように、沢山あいているメインプレートの穴にタイラップで固定しました。
結構駆け足で記事を書いてしまいましたが、そうやって今回の機体の組み立てが完了です!
正面からの写真は普通にMarmotteでそんなに変わりはないですが、中身はFETtec KISS!
バッテリーを搭載したらもう飛ばせる状態で重量を計測しました。411.1g。
同じ条件(Runcam5搭載、バッテリーなし)のAPEXは448.8gでした。
今回Marmotteにはモーターパンツを付けていない(軸が少し曲がっていて、モーターパンツにかすってしまう為付けられない)事や、今回の機体は4S仕様でAPEXは6S仕様である事など、その二つを比較しても仕方がない感じもしますが、まぁまぁ軽いのではないかと思います。
Marmotteはメインフレームに沢山穴があいていたり、アンテナを固定するオプションが付属していたりで、様々な機体構成を楽しめるフレームですね。
細かいパーツのテストでついMarmotteを使用してしまうのは、そういう便利さと、そんなデザイン的な工夫を見ていて、気持ち的な部分で色々やってみたくなるという理由からだと思います。
さて、組み立ては終わりましたが次回は少し設定について触れたいと思います。
と言っても、あまり設定はやることがなかったのですが。
今回はここまで!