明けましておめでとうございます。技術担当のJackです。
英語も出来なければ理系でもありませんが、FPVフリースタイルを志す者として得た情報が少しでも皆さまのお役に立てるよう祈りつつ、今年もどんどんブログを書いて行きたいと思います!
みなさま、本年も何卒よろしく願い申し上げます!
さて、この年末年始に発生した自由な時間を利用して、普段気になっていた事や思いついたアイディアをなるべく試してみようと思いました。
新年になり初めの記事はArmattan Marmotte 5"をFettecのエレクトロ二クスでKISS化してしまおうというもの。
今回4Sの機体にするのですが、ただFettecのエレクトロ二クスでKISS化するだけではなく、なるべく機能を制限して軽量化する事がもう1つのテーマです。
Armattan Marmotte 5"はHolybro Kakute F7 AIOでBetaFlightの機体として昨年組み立て、何度も他の記事にも登場しました。
Armattanの機体は設計や各パーツの素材が素晴らしく、様々なクラッシュに耐えてきた機体。Armattan製品は保証がついているという事で、わざとカーボン補修などをせずに使い続けているのですが、アームの先がすり減ってきた感じはあるものの、まだ飛行に問題が出る破損はありません。
もしメインフレームが壊れて保証を使用する事になったらBadgerコンバージョンキットで交換パーツが届くまでBadgerにして試してみたいと思っているのですが、なかなか「その時」にはならないですね。
RPMフィルターの設定をしてからは、その状態でも十分に満足のいく飛行性能だったのですが、KISSと交互に飛ばすとやはり細かいところのフィーリングは同じではなく、KISSでMarmotteを飛ばしてみたいなぁと思っていました。
実はAlienやAPEXと違い、Marmotte 5"のフレームは厳密に言うと5.5インチのプロペラを搭載できる少し大きめなサイズで、Marmotte 5"の滑らかで懐の広い感じはフレームサイズから来るものなのかなと思いつつも、FCが違うところで確信には至らず。
もうこれは一旦KISS FCにするしか何とも言えないだろうと。
そしてもう1つのテーマとしては軽量化。
Fettec FC、ESCの情報収集をしていて、Facebookか何かの海外の方のコメントを見てハッとさせられました。Fettec FC、ESCにはどんなOSDを使ったら良いんだ?という内容の質問に対しての回答で「今時大体のFPVカメラに電圧表示は付いているから、OSDなんかいらないでしょ?」というもの。
OSDって、必要ですか?
と聞かれれば、もちろん表示を見る方がほとんどだと思いますし、TBS smartaudioでの設定変更などは新しいプロペラを試す時など非常に便利です。
その他、様々な情報が表示可能な為、長距離飛行ではOSDがないと話にならないかも知れません。
VTXの周波数変更なんかも数字が出て非常に便利、FPVカメラの設定変更もOSDを活用すれば簡単ですよね。
でも、自分としては毎フライト100%活用してます!という感じでは無く、今回はフライトシーンや機体構成を絞る形で、OSD基板を搭載しない事にしました。FPVカメラにせっかく搭載されているOSDを活用します。
あと、VTXもTBS UNIFY PRO32 NANO 5G8にして、なるべくライトに。
先日APEXを飛ばしていて、今日は映像がすぐ切れる。これはさすがにおかしいなと思い確認したところ、VTXの設定が変わっていて25mWになっていました。
恐らくOSDの設定をしていて、VTXの発熱を抑えるために空中電力を下げたままにしてしまったのだと思うのですが、その時逆に思ったのが、25mWにしては結構距離飛んでたなと。
25mWではさすがに足りないものの、マイクロエイリアンもRunCam TX200Uの200mWで結構飛べます。
遮蔽物があると800mWあってもチラチラしてしまうので、そのあたりは機体側というよりゴーグルの受信モジュールを検討する必要がありそうです。
などなど、考えた結果、新しい場所や範囲をトライするには向かないけれど、自分が普段飛ばしている範囲では400mWあれば実は不足はないのでは、と思うに至りました。
前置きが長くなりましたが今回のパーツリストは下記
- フレーム:Armattan Marmotte 5" フレームキット
- モーター:ETHIX MR STEELE SILK MOTOR V2
- フライトコントローラー:FETtec KISS FC
- ESC:FETtec ESC 4in1 4 - 6S 35A
- VTX:TBS UNIFY PRO32 NANO 5G8
- アンテナ:TBS TRIUMPH PRO (U.FL)
- FPVカメラ:RunCam Swift Mini 2 Mr. Steele Edition
- 受信機:FrSky XM+
さて、早速始めたいと思ったのですが、ここまで前置きが長くなると字数制限になってしまうので、作業は次回記事でという事になってしまいました。
すぐに次回記事をあげられると思いますので、今回はここまで!