Armattan Chameleon 5" 組み立て <1> パーツリストとフレームの準備

さて、今回からはシリーズでArmattan Chameleon 5"(Titanium Limited Edition)の組み立てをやっていきたいと思います。

実はこのフレーム、個人的にはかなり楽しみにしていて、本当はAPEXの組み立てをやっている時期に組み立てを予定していたのですが、諸々の予定がずれ込み。。
今回ついに組み立てる事になりました。

Armattanの機体はMarmotte 5"を使っていますが、チタン製のフロントはFPVカメラの保護だけでなく、フレーム前方の破損や、場合によってはアクションカメラが受ける衝撃も緩和してくれるのでかなり頼れるフレームです。

Armattanには Chameleon Tiという、元祖Chameleonとは違うフレームもあるのですが、今回のArmattan Chameleon 5"(Titanium Limited Edition)は元祖Chameleon 5"のFPVカメラゲージがチタン製になった限定版です。

Chameleon Tiのカメラゲージは固定なのですが、元祖ChameleonのFPVカメラゲージは上部のアクションカメラを取り付ける部分だけが独立して動くようになっていて、角度が変えられる設計になっています。

そして、このFPVカメラゲージは見た目にも迫力があり、デザインがかなりカッコいいなぁと思います。

パッケージを開けると内容は上記の画像の通り。Armattanの製品の多くには組み立て説明書が付属しているので、使用するネジが探しやすくてありがたいです。

Chameleon 5"がMarmotte 5"と大きく異なる点は、カメラゲージのデザインももちろんですが、アームの長さも違います。Marmotte 5"は最大5.5インチのプロペラを使用可能ですが、Chameleon 5"はその名の通り5インチプロペラまで。上記画像のように重ねてみると長さの違いがわかりますね。

Marmotteがかなりの完成度で登場した今でも、Chameleonもチタン限定版が発売されるくらい継続して人気なのは、全体的な設計が大きく異なっているためでしょう。

ついでにImpulseRC ALIEN 5"と比較してみると、写真ではわからないですが、モーターの位置がChameleon 5"の方が前後に広がっています。

ALIENはアームがフレームのセンターで交差する直線上にデザインされていますが、Chameleon 5"は全てのアームの直線上が点では交わらない設計です。Chameleon 5"の方がアームの幅があり、20mmくらいあるのでFLYDUINO KISS ESC 2-6S 32Aがはみ出さずにぴったり取り付け可能。ボディはALIEN 5"の方が随分前後に長いです。

さらにImpulseRC APEX 5"と比較すると、意外にもこの中ではAPEXのシルエットが一番近かったです。APEXはアームの付け根にキーストーンが入っているため、アームの直線上が点で交わらない設計。写真ではわかりづらいのですが、モーターの位置は、ほぼ同じと思えるくらい近いです。

ボディは、この時点ではわかりませんが、組み立ててみるとフロントはChameleon 5"の方がほんの少し長く、リアはAPEXの方がほんの少し長かったです。

APEXの登場よりも随分以前にこのバランスに辿り着いていたというのは、かなり興味深いなと思います。

そうやって、フレームだけを眺めること数ヶ月間。

ついに組み立て記事のスタートです!パーツリストは下記。

  • フレーム:Armattan Chameleon 5"(Titanium Limited Edition)
  • モーター:ETHIX MR STEELE SILK MOTOR V3 (2306/2345KV) x4
  • フライトコントローラー:FLYDUINO KISS FC V2 - 32BIT FLIGHT CONTROLLER
  • ESC:FLYDUINO KISS ESC 2-5S 25A (40A limit) x4
  • OSD等:ImpulseRC WOLF V3 PDB OSD KIT
  • VTX:TBS UNIFY PRO 5G8 V3 (SMA)
  • アンテナ:TBS TRIUMPH PRO (SMA)
  • FPVカメラ:RunCam Swift 2
  • FPVカメラレンズ:RunCam RC25G FPV Lens 2.5mm FOV140
  • 受信機:FrSky XM+

今回細かいところは今風のパーツですが、全体としてはオーソドックスな外付けESCスタイル・4S仕様にしてみたいと思います。

FPVカメラは初めて買った完成機のFPV機体に取り付けられていたもので、最近フルサイズのFPVカメラが使える機体も減ってきて、勿体無いなぁと思っていたので、ここぞとばかりに使用することに。
無ければRunCam Swift Mini 2 Mr. Steele Editionにしていたと思います。
このRunCam Swift 2はレンズが2.3mmモデルだったため、レンズだけRunCam RC25G FPV Lens 2.5mm FOV140に付け替えてから使用します。

ちなみに、このChameleon 5"のフレームは面取されていないので、4mmの厚さのメインフレームと2mmの厚さの上面のフレームの角にヤスリをかけて面取し、さらに削った側面全体にLOCTITE401(カーボンの補修で使用する接着剤)を塗って補強しました。

カーボンフレームの補修方法は下記の記事をご参考ください。
機体カーボンフレームの補修方法

LOCTITE401を塗っておくとクラッシュ時にヤスリがけした箇所からカーボンの層が剥がれてしまう現象をかなり防げる(気がする)ので、面取り後やカーボン補修の後も、補修箇所全体をコーティングしておくと長持ち(する気が)します。

ヤスリがけ作業で舞うカーボンの粉が肺に入ると非常に体に悪いらしいので、今回はバケツに水を張って水中でヤスリがけ作業をしました。

冬の寒い深夜、作業が非常に過酷だったため、写真をとり忘れたので上記写真は全体的に完成してテストフライトを終えた後なのですが。フレームの角がなくつるっとしているのがわかるかと思います。

パーツが揃い、フレームを組み立てる準備ができた所で、作業は全然進んでいないのですがブログの字数制限が怖いので今回はここまで!

Armattan

JACK によるブログ

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