Armattan Marmotte 5" 組み立て <1> フレーム, ESC・モーター

さて、今回からシリーズでArmattan Marmotte 5"の組み立てをはじめて行きたいと思います。

フレーム

まずは現状の計画でのパーツリストのご紹介。

  • フレーム: Armattan Marmotte 5"

  • フライトコントローラー: Holybro Kakute F7 AIO

  • ESC: Holybro Tekko32 F3 Metal ESC (65A) ×4

  • モーター: ETHIX MR STEELE STOUT MOTOR V2 (1700KV) ×4

  • キャパシター: ESC LOW ESR CAPACITOR 35V 470μF ×4

  • FPVカメラ: RunCam Phoenix Oscar Edition

  • VTX: TBS UNIFY PRO 5G8 V3 (SMA)

  • アンテナ: Foxeer Lollipop 2 2.5DBi 5.8G Super Mini Antenna

  • 受信機: FUTABA R2001SB

プロペラはちょっと後々いくつか試して感じの良いものにするとして、全体としてはこんな感じです。

今回KISSで組もうと当初考えていたのですが、最新のBetaflightで組んで色々試してみたいという気持ちが強くなってきたので思いきってHolybroのkakuteで組み立てて行きたいと思います。

Marmotteを組み立てるのははじめてなので、まずフレームを組み立ててしまって全体をどこにレイアウトするのか考えようと思います。

これがArmattan Marmotte 5"のパッケージ内容。なんと組み立て説明書が付属しています。
結構製品としてのまとまり感があって、バッテリーストラップも1本含まれています。

先ほどの写真で説明書の上でごちゃごちゃっとしていたのがカメラゲージとお尻の部分のパーツ。カメラゲージはチタン製という事です!

説明書の表面はこんな感じです。

ネジの指定があるのですが、ネジ袋に表記がない代わりに説明書のScrew Guideと比べるとどのネジを使うかわかるようになっています。早速組み立てて行きましょう。

両サイドのチタンの楕円形のパーツは左右決まっているので説明書の図をよく見て組み立てましょう。他は簡単で特に迷う事なくすぐに形になりました。見た目よりもずっと軽いです。

次にVTXのアンテナマウント部分なのですが、VTXのピッグテールが説明書に登場するのでその流れでTBS UNIFY PRO 5G8 V3の下処理を行いました。

「MR. STEELE ALIEN 4S FULL KIT組立て(後半) VTX組付け」の記事でご紹介した事と同じなのですが、熱伸縮チューブでボタン部分だけを切り取ってボタンを押しやすくし、基板をタイラップでぐるっと固定して引っ張られた場合でも基板のコネクタ部分にダメージが及ばないようにしています。

マーモットのフレームセットにTBSのUNIFY PROシリーズ用のカーボン板マウントが用意されているので、こちらを利用します。それ以外用のマウントはコネクタ部分をゴムワッシャーで固定する仕組みのようで、硬く固定するのが嫌な人はそちらを利用するのも良さそうです。

自分も硬く固定する派ではないのですが、せっかく専用の用意があるので今回は一旦こちらを使ってみます。

組み立てるとこんな感じ。コネクタ部分がネジでしっかり固定されています。

次はフレームの上部の板に付属のバッテリーズレ防止クッションを貼り付け、受信機のアンテナマウントを取り付けます。

これで説明書の表面は完了。本当に簡単に先に進んでしまいます。
受信機のアンテナをどうレイアウトするか、まだ考え中ですが、とりあえず一本は取り付けたステーから出すのが良さそうですね。

説明書裏面へ進みます。

これがマーモットのメインフレームですね。実は足が外せないタイプを作るのがはじめてで、1枚の迫力というのがありますね。宇宙級のカーボンとやら(宇宙計画で使用されるカーボンを納品している企業で作っているカーボンなんだそうで、宇宙で作った訳ではない)なのですが、確かに頑丈そうです。

4mmのカーボンフレームはちょっと頑張って手で曲げようとしたところでビクともしないのは普通なので、他と比べてどうかと言うと、長く使ってみないとなんとも言えませんが、1枚でもこれなら大丈夫そうだなという安心感は確かにあります。そして、妙に軽く感じます。

マーモットのお腹には沢山の穴が空いています。中央付近の穴はFCなどのスタック用で、30mmも20mmも対応。

写真下側がお尻なのですが、スタックする用のVTXを様々な位置に固定できます。

便利な反面、こういう穴に向かってヒビが入るのかなぁとフレームを手にとるまでは思っていたのですが、硬いのでなんか大丈夫そうな感じですね。

Armattanのフレームはなかなか壊れないとの評判ですが、楽しみです。
ImpulseRCの5インチも欠けたりはしますが、滅多に壊れないですけどね。

今回はHolybro Kakute F7 AIOを使用するので30mmスタック用の穴を使用します。

ここがカメラゲージの接続部分。カーボンにチタンをはめ込む構造なのですが、ぴったりハマって、ネジで固定すればグラつきなしでした。あんまりそういう製造の知識はないのですが、なかなかの精度なのではないでしょうか。なんか子供の頃に夢中で作ったバンダイのプラモデルみたいです。

カメラゲージをネジで固定していきます。ここ、どうやってドライバーさすんだろうと思っていたのですが、やってみると仕組みは簡単でゲージ本体部分とその固定部分とでは位置がずらしてあり、作業のストレスは一切なしです。

テールの部分と上部のフレームを固定すればフレームあっと言う間に完成。

曲線を多く含む現代的なデザインだと思います。何度も言ってしまいますが、見た目よりもずっと軽く、持った時に奇妙な感じすらします。

まだ全然何もしていないですが、これはかなりメンテナンス性は高そうです。上部のカーボンプレートはネジ4つで外れますし、メインプレートが1枚なので段差もなし。

ESCなどが終わってから付けようと思っているので今回飛ばしましたが、スキッドが付属しているのも、なんかメーカーの気遣いを感じますね。

KISSで組みたい方は気になるのでは無いかと思ったので試してみましたが、ImpulseRC WOLF REVERB PDB OSD KITを取り付ける事自体は可能です。

REVERB PDB OSD KITはREVERBに限らず、KISSを使用する場合様々なフレームで利用されているようですね。

ただ、マーモットで使用する場合、腕の間から少しはみ出します。

裏から見ると、WOLFのマークが覗いていますね。脇のあたりがちょっとはみ出しています。うーん。KISSで組むのも良かったなぁ。。

今回使用するHolybro Kakute F7 AIOはぴったり収まります。マーモットはウェスト細めなデザインなのか、少し横に太めなFCや4in1ESCだとはみ出そうですね。

ウェスト部分の横幅を測ってみると大体38.5mmでした。

マーモットが現代的なパーツ構成に最適化されていると思うポイントがいくつかあり、その一つが機体の厚み。測ってみると19.5mmと結構薄く、ESCとFCの2枚構成は何とか大丈夫そうですが3枚積むのは難しそうですね。

ちなみにAlienのセンター部分の厚みは大体30.0mm。

バッテリーの位置をなるべく下げて、重心をセンターに寄せる事で自転性能を高めるのが最近の流行りなので、まさにマーモットはそういうデザインです。

組み立ての自由さもFPVクアッドの面白さの1つとするなら、どちらを取るかはもう好みの問題になりますね。

今回はここに来るのはHolybro Kakute F7 AIO1枚だけの予定なので全然余裕なのですが、Kakute F7はジャイロセンサーがラバーの上に乗って構成されているため、ジャイロセンサーに触れるような位置にVTXの基盤を納めてはまずそうですね。

テールの方にした方がいいかもしれません。

ちなみにマーモットに付属しているFCやESC用の支柱ナットの高さは大体5.9mm位なので、ギリギリの構成を目指す場合こう言った細かいパーツを別に準備する必要も出て来るかも知れません。大体の場合、タワーのFC・ESCセットには最適なものが付属していると思います。

最後に、マーモットの対応しているFPVカメラのサイズはminiかmicroです。

上の写真はちょっとステーを押し広げている感じもあるのですが、幅が21mm前後のFPVカメラが最適となります。

一旦形にしてみるとなかなかスタイリッシュなフレームで、どんな感じに飛べるのか今から楽しみですね。

ESC・モーター

一番工程の多いESCとモーターの部分をやっていきましょう。

ちなみにこの記事は間違った事を書いてしまうと良くないと思ったので、すでに機体が完成してから書いています。
その為、記事の通りに進めればとりあえず飛ばせる形にはなるハズですね!

さて、前回フレームをメインに話を進めてしまった為、ESCやモーターの作業に入る前にやり残していた電源用ピッグテールをHolybro Kakute F7 AIOにハンダしておきましょう。

ちなみに、Holybro Kakute F7 AIOのパッケージ内容としては本体基盤、ステッカー、ジャイロセンサー用の防振ゴムとセンサー用ケーブルの予備です。

ジャイロセンサー用の防振ゴムってなんの事かという話ですが、上記の写真で人差し指で触れているのがジャイロセンサー、その下に柔らかいクッションが入っていて、この部分が揺れを吸収してくれるのでFC基盤自体はハードマウントでOKという。

指で触れるとくにゃっと可動式になっているのがわかります。Holybro Kakute F7 AIOの特徴の1つですね。

ピッグテールは付属しておりませんので、別途準備する必要があります。

このサイズの機体であれば使用するバッテリーから考えても、ピッグテールXT60と呼ばれるコネクターのオスが一般的です。

今回はコネクターとワイヤーから制作せずに壊れた機体から取り外したものを使用しました。

上記はマニュアルに記載されている図ですが、下の赤円の部分がバッテリーの接続部分になります。

あーじゃない、こーじゃないとバッテリーからの配線をイメージしてからワイヤーを出す方向を決めて作業しましょう。

プラスとマイナスを間違わないように何度も確認しながら、写真で言う所の左側からピッグテールを出すつもりであらかじめ方向をつけてハンダしました。

FPVカメラゲージとフレームの間から出す方法も写真で見て良いなと思っていたのですが、ジャイロセンサーに何も触れないようにしておきたいので今回はピッグテールは横から出す事に。

電源周りがアースしたりすると即パーツ全滅なんてことも普通にあるので、しっかりハンダする事と、バッテリーの抜き差しの際に直接ハンダ部分に力が加わらない用に、どこかにワイヤーをタイラップで固定して力を受ける部分を作りましょう。

今回はお尻の部分に受信機を置きたいので、その辺りの作業と並行してタイラップで固定する部分を決めたいと思います。

いよいよモーターとESCの作業に入っていきます。

写真上側がETHIX MR STEELE STOUT MOTOR V2 (1700KV)のパッケージ内容、モーター本体とモーターパンツが2種類、必要なネジ類がパッケージされています。

下側がHolybro Tekko32 F3 Metal ESC (65A)のパッケージ内容で、本体と必要なワイヤー類、キャパシター、シュリンクチューブがセット。

今回はセットで付属してくる35V220μFのキャパシターではなく、上記写真上側のESC LOW ESR CAPACITOR 35V 470μFを使用したいと思います。

LOW ESRでかつ容量が大きい方がよりノイズカット効果が望めるとの事で、デメリットとしては大きさが大きくなる事。

今回6Sセットアップのため、キャパシターもアップグレードして電気的にスーパークリーンな機体になったらいいなと!

こんな感じで乗せてみて、大まかに必要なワイヤーの長さを考えます。

モーターは一旦アームに仮止めして、プロペラが折れ曲がったとしてもキャパシターが叩かれないくらいの位置で全体が収まるように注意しました。

ESCからのワイヤーはどこに繋げばいいのかという点ですが、まずプラスとマイナスの太いワイヤーは上記の丸印です。

次に、 Telemetryが上記赤円のR7と表記された部分。

ESCの信号は上記赤円の部分に繋ぎます。

ESC側はどこにあたるのかという事ですが、上がTekko32 F3 Metal。放熱効果の高そうな見た目ですね!

R7に写真の基盤右側上から3つめのTLMと書かれた部分を先ほどの図のR7に繋ぎ、右側上から4つめのPWMと書かれた部分を先ほどの図のM1〜M4にそれぞれ繋ぐ形です。

基板右側上から2つめのGNDはESCのマイナスの配線と一緒にマイナスのところに繋ぎます。

商品ページ、素敵な全体の図がありましたのでこちらもご参考ください。

ワイヤー類を必要な長さにカットし、半田付けしていきます。

ESCからFCへのワイヤー類は、キャパシターの関係で配線を自由にできるようにこの時点では長めにする事にしました。

キャパシターをつけてしまうとモーターパンツとシュリンクチューブが入らなくなるので、モーターパンツはつけた状態でモーターとESCをハンダし、シュリンクチューブを通して置いて残りのワイヤーとキャパシターを付けるのが良さそうです。

キャパシターはリード線が短いほど能力を発揮できるそうです。クラッシュの衝撃などでキャパシター自体がずれて、リード線が他の端子と触れてしまうのも怖いので、リード線はなるべく短めにします。

ちなみに、リード線が長いほうがプラス、短い方がマイナスで、切ってしまうと見分けが付かないので注意が必要です。

作業すると、こんな感じ。今回キャパシターをESCの表面に、ESCからFCへのワイヤーは全て裏面にしてみました。

裏面。今回TLMを青、PWMを白にしています。

1つできた時点で長さが不安だったので、FCにつけてみました。

キャパシターを避ける為にこんな感じになりそうですね。写真ではわかりづらいですがTLMとPWMの接続部分が近く、ハンダを盛り過ぎるとお互いくっついてしまうので注意が必要です。

両者の間に白い線が引かれていて、それが見えるか見えないかで一つになってしまっていないか判断できます。

ちょっと細かいのでピンセットなどを使用しワイヤーをしっかりホールドしてハンダしていくのがオススメです。

あと、Tekko32 F3 Metalに付属しているシュリンクチューブが厚手で多少伸縮性がある為、頑張れば少しキャパシターを覆える事がわかりました。この方が耐久性が上がるのではないかと。。

いくつかやっているうちに、キャパシターはリード線を切らずにハンダし、ハンダが完了してからリード線を切るのが効率的と思いました。

4つとも作業するとこんな形。

ESCにそれぞれ両面テープを貼ってフレームに貼り付けておきます。

この両面テープ、あらかじめカットされている便利商品で、100円ショップとして有名なダイソーさんで買いました。

スポンジみたいな厚手のタイプで、粘着力はそこそこ、剥がした時にのりもそこそこ残るのですが、結構便利で多用してしまいます。オススメ!

ダイソーさんの両面テープの画像で終わってしまうのですが、時にはそういう事も有り得ますね。

今回はここまで!

Armattan

JACK によるブログ

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